梅雨から夏にかけて増える湿気と暑さ。
快適に過ごすためには除湿機やエアコンが欠かせませんが、
「電気代が高すぎて毎月の請求が怖い…」
という悩みもよく聞きます。
実はちょっとした設定の工夫や運転のタイミング、部屋の環境づくりで、電気代を
年間数千円〜数万円単位で節約することも可能です。
この記事では、除湿機とエアコンを
「快適×節電」両立で賢く使うための
実践ポイントを徹底解説します!


なるべく電気代は節約したい!
少し気にする事で節約できる!!
参考にしてみて下さい!!
第1章|除湿機の節電ポイント
◆ ① タイプ別で“電気代の差”を理解する
除湿機は大きく分けて以下の2種類があり、電気代が2倍以上変わることも。
タイプ | 特徴 | 消費電力(目安) | 向いている季節 |
コンプレッサー式 | 冷却で除湿、電気代が安い | 約200W〜300W | 夏・梅雨 |
デシカント式 | ヒーターで除湿、電気代高め | 約500W〜700W | 冬・寒冷地 |
→梅雨~夏場は「コンプレッサー式」が最適!
デシカント式はヒーターを使う分、電気代が大きくなるので注意。
◆ ② 湿度設定を「自動」または50〜60%に
「強」運転で湿度40%以下を目指すと、電気代が無駄に高騰します。
【快適とされる湿度は50~60%前後】
→ それ以上下げても体感の快適さに大差はなく、電気代ばかり増えます。
→ 自動モードは必要に応じて自動でON/OFFするため、省エネ効果大。
◆ ③ 除湿機の「設置場所」が効率を左右する
風通しの悪い場所、湿気がこもりやすい部屋の隅、壁際に置くのはNG!
【壁から10cm以上離し、部屋の中心か湿気の集中する場所に設置】
→ 排熱がスムーズになり、センサーの精度も上がり効率アップ。
◆ ④ サーキュレーターで“空気循環”を補助
除湿された空気が部屋全体に広がらないと、1カ所に効果が偏って非効率に。
【サーキュレーターを併用して空気を循環】
→ 風が全体に広がり、設定湿度までの時間が短縮=電気代もカット。
◆ ⑤ 洗濯物の部屋干しなら「集中除湿」
部屋干しで湿度が上がる場所に限定し、ドアを閉めた密室に除湿機を設置。
【集中除湿で効果的に乾燥 → 運転時間を短くでき、電気代もダウン。】
→ 部屋干し臭の予防にも◎

第2章|エアコンの節電ポイント
◆ ① 「温度」より「湿度」で快適さが変わる
人は、湿度が高いと体感温度が+3℃ほど高く感じます。
【冷房よりも「除湿モード(ドライ)」を使うと快適&節電に◎】
→ 除湿だけで涼しく感じる日は、積極的にドライに切り替える。
◆ ② 再熱除湿と弱冷房除湿の違いを知っておく
除湿モードには2タイプあり、電気代が大きく異なるので要注意。
除湿方式 | 特徴 | 消費電力 | 向き・不向き |
再熱除湿 | 除湿した空気を再加熱するため快適 | 高め(冷房並み) | 肌寒さを感じたくないとき |
弱冷房除湿 | 冷房と同じ方式で温度も下がる | 低め(冷房より安い) | 梅雨・夏の節電目的に最適 |
【節電なら「弱冷房除湿」一択!】
→ 再熱除湿は快適だが、冷房とほぼ同じ電気代がかかるので注意。
◆ ③ こまめに切る vs つけっぱなし、どちらが節電?
30分以内の外出は「つけっぱなし」の方が電気代が安くなる
【エアコンは起動時に最も電力を使うため、短時間のON/OFFは非効率。】
→ 外出の際は「30分以上なら切る」が目安。
◆ ④ フィルター掃除で10%以上の節電効果
月1回のフィルター掃除で、冷却効率が改善し、電力消費が減少。
【エアコンフィルターにホコリが詰まると、熱交換が悪くなり消費電力UP!】
→ 週1回の簡単な掃除機がけだけでも節電につながる。
◆ ⑤ 室外機の「周囲30cm」は何も置かない!
雑草・荷物・壁との距離が近すぎると放熱効率が落ち、冷却力が低下。
【日除けシートで室外機の直射日光もブロックすれば、さらに電力消費を抑えられる。】
◆ ⑥ 「風量は自動」「風向きは水平」がベスト設定
- 風量を最弱や弱にすると、部屋が冷えるまでの時間が長くなり非効率。
→ 風量は「自動」がおすすめ - 冷たい空気は下に溜まるため、風向きは水平~やや上向きが効率的。

第3章|節電アイテム&習慣でW効果
節電アイテム | 効果 |
サーキュレーター | 空気を循環させ、効率的な冷却・除湿に貢献 |
断熱カーテン | 室内温度の上昇を防ぎ、エアコンの負荷を軽減 |
窓のすきまテープ | 冷気・湿気の流出を防ぎ、エアコン効果UP |
湿度計 | 適切な除湿タイミングが把握でき、無駄運転を防止 |

【まとめ】“正しい使い方”が最大の節電!
梅雨や夏場の電気代は、
「設定温度を下げすぎる」や「フルパワーで使い続ける」ことが原因で増加しがちです。
・除湿機は「コンプレッサー式+自動運転」
・エアコンは「弱冷房除湿+フィルター掃除」
・サーキュレーターや断熱対策でサポート
これらを実践すれば、1ヶ月で数百円~数千円の節電効果も十分期待できます。
すぐできる節電習慣で、快適な梅雨&夏を!

意外とかかる電気代。
少しの意識でだいぶ変わります!!
※相違している部分があるかもしれませんが、ご容赦ください。

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