VTuber事務所「ホロライブプロダクション」において、「いじめ」という言葉が度々話題に上がっています。2021年の星街すいせいによるいじめ告発、2025年の赤井はあと配信騒動、そしてメンバーの過去のいじめ体験――。
本記事では、ホロライブをめぐる「いじめ」に関する情報を時系列で整理し、事実と憶測を区別しながら解説します。
2021年の星街すいせいいじめ騒動

告発の経緯
2021年2月、星街すいせいがX(旧Twitter)で、ホロライブの先輩VTuberからいじめを受けていたことを告発しました。
告発内容:
- 先輩VTuberから「嫌い」と言われた
- 「存在価値がない」と言われた
- 精神的な攻撃を受けていた
この告発は多くのホロライブファンの注目を集め、「いじめた先輩は誰なのか」という憶測が飛び交いました。現在、当時の投稿は削除されています。
いじめた相手の特定は?
星街すいせいは0期生で、デビュー時期を見ると「先輩」と呼べる存在は限られています。ファンの間では以下の名前が挙がりましたが、いずれも疑惑は否定されています:
- ときのそら: 星街すいせいより早くデビュー。しかし、配信での関係性から無関係と判断
- ロボ子さん: 同様に無関係と判断
- AZKi: イノナカミュージック時代の先輩。しかし、2人は仲が良く、コラボや楽曲制作も行っており、無関係と判断
結論として、いじめた先輩が誰なのかは現在も特定されていません。
カバー株式会社の対応
ホロライブプロダクションを運営するカバー株式会社は、いじめの事実を認め、以下の対応を行いました:
- 双方の話を聞き、いじめの事実を認定
- いじめを行っていた当人に星街すいせいへの謝罪を求めた
- 星街すいせいは謝罪を受け入れ、事態は解決
現在、星街すいせいは精力的に活動を続けており、2025年8月時点でYouTubeチャンネル登録者数は250万人を超えています。
2025年の赤井はあと配信騒動

深夜配信での発言
2025年10月28日深夜、赤井はあとが約7時間の配信を行い、以下のような発言をしました:
- 「みんなでパーティーしてるのに、わたしは呼ばれない」
- 「グループってさあ、なんかうぇぇって感じ嫌だ。仲間外れ楽しくてしょうがないよね、何それ寒いんですけど」
- 仲良しメンバーのパーティーに呼ばれない
- 裏で情報共有されていて、自分は知らされない
この配信は後に非公開とされ、10月31日には赤井はあとの活動休止が発表されました。
カバー株式会社の公式発表
2025年10月31日、カバー株式会社は以下の声明を発表しました:
「配信における発言は、本人の精神的状態が不安定であった中での発言であると認識しております」
「特に、いじめが行われているというような表現については配信での発言を曲解しミスリードを生むものが多く散見されております」
カバーは「いじめは曲解」と強く否定し、風説の流布に対して法的措置も辞さないと警告しました。
ファンの反応
カバーの対応を批判する声:
- 「精神状態を隠れ蓑にして本質をうやむやにしようとしている」
- 「何も無いのに人一人があそこまでおかしくなる訳ない」
- 「教育現場の隠蔽体質となんらかわらない」
- 「告発した赤井さんが浮かばれなくて可哀想」
カバーの対応を支持する声:
- 「精神状態が不安定だった中での発言なら、鵜呑みにすべきではない」
- 「風説の流布を放置すべきではない」
- 「法的措置を含む対応は適切」
ホロライブ「パーティ派閥」問題
赤井はあとの配信以降、ホロライブ内に「パーティ派閥」が存在するという憶測が広がりました。
いわゆる「パーティ派閥」メンバー
ファンの間で指摘されているメンバー:
- さくらみこ
- 星街すいせい
- 白上フブキ
- 大空スバル
- 大神ミオ
- 猫又おかゆ
- 常闇トワ
- 鷹嶺ルイ
これらのメンバーは定期的にお泊まり会や食事会を開催していることが配信で語られています。
関連記事:ホロライブ パーティ派閥はある?現状のホロライブメンバーの関係性とは
ホロライブ「パーティ派閥」は「いじめ」なのか?
いじめではないという意見:
- 仲の良い友達と食事をするのは自然なこと
- 全員を呼ぶ必要はない
- パーティは「VTuberは1人でやって孤独だから、たまに集まって情報交換や愚痴を言い合おう」という目的で始められた
問題があるという意見:
- 呼ばれないメンバーが疎外感を感じる
- 情報が特定のメンバー間でのみ共有される
- 運営が派閥を優遇している
カバーの見解
カバー株式会社は「パーティ派閥」について個別にコメントしていませんが、「いじめは曲解」と強く否定しています。
ホロライブ運営によるいじめ疑惑
一部のファンや憶測では、「カバー株式会社の運営がメンバーをいじめている」という指摘もあります。
指摘されている事例
兎田ぺこらへの冷遇疑惑(2020〜2021年)
- 2020年スパチャ世界3位の人気メンバーだったにも関わらず、新衣装が用意されなかった
- 2021年の誕生日配信の音響が酷かった
- ホロライブ事務所チャンネルの企画動画に2021年になってから一度も出演していなかった
反論:
- その後、兎田ぺこらは多数の新衣装を獲得し、ソロライブも開催
- 現在も260万人を超える登録者数を誇り、活躍している
桐生ココへの冷遇疑惑(2020年)
- 2020年スパチャ世界一の人気メンバーだったが、年末の大型配信「ゆくホロくるホロ2020」に呼ばれなかった
背景:
- 桐生ココは台湾問題で中国からの大規模な荒らし攻撃を受けていた時期
- 運営が炎上を避けるために配信に呼ばなかった可能性
桐生ココは2021年7月1日に卒業しました。
2024年9月の匿名Note投稿
2024年9月7日、「元カバー社員」を名乗る匿名投稿がNoteに掲載され、以下のような主張がなされました:
- 経営企画に携わる人物とさくらみこが同棲、内縁の妻関係である
- さくらみこ派閥のメンバーに対して圧倒的金銭的優遇がある
- 他のメンバーに対して意図的なイベント排除、企画潰し、無視、案件排除などの虐めが行われている
- 夜空メルは現幹部に恨まれていたため一方的に解雇された
この投稿の信憑性:
- 匿名であり、本当にカバーの元社員であるかは確認できない
- 具体的な証拠や文書が一切示されていない
- 感情的で極端な表現が多い
6. いじめの定義と実態
「いじめ」という言葉は、状況によって異なる意味を持ちます。
いじめの種類
- メンバー間のいじめ: 2021年の星街すいせい告発がこれにあたる。カバーは事実を認め、解決済み
- 運営によるいじめ: メンバーへの冷遇、意図的な排除など。公式に認められた事例はない
- 派閥による排除: パーティーに呼ばれないなど。「いじめ」と呼ぶべきかは議論が分かれる
- ファンによるいじめ: 特定のメンバーへの誹謗中傷。カバーは法的措置を含めて対応中
確認されている事実
確認できる事実:
- 2021年、星街すいせいがいじめを告発し、カバーが事実を認めて解決
- 2025年、赤井はあとが「パーティーに呼ばれない」と発言し、活動休止
- 複数のメンバーが「情報が共有されている」と発言
- 一部のメンバーが定期的にお泊まり会や食事会を開催
憶測・未確認情報:
- 運営が特定のメンバーを冷遇している
- 派閥が存在し、メンバーを排除している
- さくらみこと幹部の関係
- 登録者・視聴者数のBOT購入
カバー株式会社の対策
誹謗中傷への法的措置
カバー株式会社は、メンバーへの誹謗中傷に対して積極的に法的措置を行っています。
2021年9月1日の発表では、以下の対応を報告:
- 発信者情報開示請求
- 訴訟等の法的措置
- 示談による賠償金の支払いやアカウント削除
誹謗中傷通報専用窓口
カバーは誹謗中傷通報専用窓口を設置し、ファンからの通報を受け付けています。
https://cover-corp.com/report/
ホロライブ いじめに関するまとめ
ホロライブにおける「いじめ」問題は、以下のように整理できます:
確認されている事実:
- 2021年の星街すいせいいじめ告発: カバーが事実を認め、解決済み。いじめた相手は不明
- 2025年の赤井はあと配信騒動: 「パーティーに呼ばれない」と発言。カバーは「いじめは曲解」と否定
- メンバーの過去のいじめ体験: 多くのメンバーがVTuberになる前にいじめを受けていた
憶測・未確認情報:
- 運営による特定メンバーへの冷遇
- パーティ派閥による排除
- さくらみこと幹部の関係
- BOT購入などの不正行為
重要なポイント:
- 「いじめ」の定義は曖昧で、状況によって異なる
- 仲の良いメンバー同士が食事会を開くこと自体は問題ではない
- 呼ばれないメンバーが疎外感を感じることは理解できる
- 公式に確認された「いじめ」は2021年の星街すいせいの事例のみ
- カバーは誹謗中傷に対して法的措置を含めて対応している
ホロライブは70名以上のメンバーが所属する大規模な組織であり、人間関係の課題は避けられません。重要なのは、憶測や風説に惑わされず、公式発表や確実な情報に基づいて判断することです。
メンバーを応援する際は、誹謗中傷や過度な詮索を避け、健全なファン活動を心がけることが大切です。

