ホロライブ3期生として活躍する宝鐘マリンは、チャンネル登録者数300万人を超える超人気VTuberです。公式設定では「17歳」となっていますが、配信で本人が「30歳」と発言したり、昭和の文化に詳しかったりすることから、ファンの間では「おばさん」「三十路」といった年齢いじりが日常的に行われています。
しかし、この年齢いじりについては「30歳っておばさん扱いなんですか?」「世の中年齢に厳しすぎませんか」という疑問の声も上がっています。
本記事では、宝鐘マリンの年齢いじりの実態、中の人の年齢、そして年齢いじりが問題視される背景について解説します。
宝鐘マリンとは

基本プロフィール
- 名前: 宝鐘マリン(ほうしょうマリン)
- 所属: ホロライブ3期生(ホロライブファンタジー)
- デビュー日: 2019年8月11日
- キャラクター設定: 海賊船の船長、永遠の17歳の海賊アイドル
- YouTubeチャンネル登録者数: 300万人超(2024年3月時点)
- キャラクターデザイン: あかさあい
活動内容
宝鐘マリンは、ゲーム実況、雑談配信、歌ってみた動画、3Dライブなど幅広い活動を行っています。特に以下の点で高い評価を受けています:
- トークスキル: 独特の語彙力とユーモアセンス
- 歌唱力: 昭和歌謡から現代曲まで幅広く歌いこなす
- イラスト制作: プロ級の画力を持ち、ホロライブのグッズイラストも担当
- オリジナル楽曲: MVの制作費を自費で賄うなど、クオリティにこだわる姿勢
宝鐘マリンの「年齢いじり」の実態
17歳設定の崩壊
宝鐘マリンは公式設定では「永遠の17歳」とされていますが、配信では以下のような言動から年齢設定が崩壊しています:
- 会社員時代のエピソード: ブラック企業での社会人経験、失業保険の受給など
- 昭和文化への造詣: サクラ大戦、東方Project、90年代・2000年代の作品に詳しい
- 世代がわかる発言: 「中学の頃に姉の引っ越しの件でガンダムWのキャラソンを聞いた」「小学生の頃にサクラ大戦にハマっている」など
- 本人の発言: 2022年以降、配信で「30歳」と明言するようになった
年齢いじりの種類
宝鐘マリンに対する年齢いじりは以下のようなものがあります:
- 「おばさん」「ババア」呼び: ファンやホロライブメンバーからのいじり
- 「三十路」「30代」: 本人が自称することもある
- 「マリン78歳」: 極端なネタとして使われる
- 「昭和老人」: 3周年記念ライブのタイトルにも採用
本人の反応
宝鐘マリンは年齢いじりに対して、以下のような姿勢を見せています:
初期(2019年〜2021年)
デビュー初期から「20代後半」と明言しており、17歳設定をあまり守っていませんでした。年齢いじりを受け入れ、笑いに変える対応をしていました。
2022年以降: 17歳設定の卒業
2022年以降、宝鐘マリンは以下のような理由で17歳設定を正式に卒業しました:
「”同年代”の競合相手が多すぎるし、今の実力で無双できる生き方したいし、3周目4周目になってくると17歳…じゃないか流石に、ってなるし…」
17歳を卒業した後は、積極的に「30歳」を名乗るようになり、大人の魅力あふれる船長へとステップアップする姿勢を示しています。
おばさんキャラのメリット
宝鐘マリンは配信で、おばさんキャラでいることのメリットを語っています:
「おばさんってイメージにしとくと実際あったときに『おばさんじゃないじゃん』ってなるからおばさんキャラやってる方が得だと思ってる」
また、自分がおばさんキャラになることで、他の年上のホロライブメンバーへの年齢いじりを防ぐ「防波堤」になっているという自負もあるようです。
オリジナル楽曲での自虐
宝鐘マリンは自身の楽曲でも三十路ネタを取り入れています。3周年記念ライブのタイトルは「昭和老人会♪宝鐘マリン3周年記念歌謡祭」で、昭和歌謡をテーマにした内容でした。
特に森高千里の「私がオバさんになっても」を歌ったことは、年齢を受け入れた上で魅力的でいようとする姿勢を示すものとして評価されました。
宝鐘マリン 中の人(前世)の年齢
前世は「みかりん」
宝鐘マリンの前世(中の人)は、ニコニコ動画で活動していた配信者「みかりん」だと広く認識されています。

同一人物である理由:
- 声や話し方が非常に似ている
- 特技が声真似で、レパートリーも同じ
- メールアドレスに「mikarin」が含まれていた
- 年齢が同じ
- 身長が150cmで同じ
- 画力が高く、みかりんは漫画家デビューもしている
みかりん(中の人)の年齢
- 生年月日: 1992年12月25日
- 2025年12月時点の年齢: 32〜33歳(誕生日前後)
みかりんは生年月日を公表しており、1992年12月25日生まれです。したがって、2025年12月時点で32歳または33歳(12月25日を境に)となります。
宝鐘マリンの発言との一致
宝鐘マリンは2022年の配信で「30歳」と発言していました。2022年時点でみかりんは29歳または30歳であり、発言が一致しています。
このことから、宝鐘マリンが配信で言っている年齢は、ネタではなく本当の年齢である可能性が高いことが分かります。
宝鐘マリンの年齢いじりは問題なのか?
問題視する声
宝鐘マリンの年齢いじりについて、以下のような疑問や批判の声が上がっています:
1. 30歳はおばさんではない
「マリン船長の年齢いじりが悲しいです。30歳っておばさん扱いなんですか??リアルで言えばはじめしゃちょーと同じ歳くらいですよね。全然おばさんじゃなくてお姉さんにしか思えないですし、世の中年齢に厳しすぎませんか。」
この意見は、30歳という年齢が「おばさん」と呼ばれることへの違和感を表明しています。
2. 他の年上メンバーへの影響
宝鐘マリンは30歳前後ですが、ホロライブには以下のように年上のメンバーが多数います:
- 確定で年上: 白上フブキ、大神ミオ、不知火フレア、戌神ころね、常闇トワ、鷹嶺ルイ、風真いろは、一条莉々華など
- 30歳以上と推測されるメンバー: あずきち、アキ・ローゼンタール、猫又おかゆ、白銀ノエル、獅白ぼたん、尾丸ポルカなど
宝鐘マリンが「おばさん」扱いされることで、より年上のメンバーが反応しにくくなったり、「マリンより年上のくせに〜」といった発言が出てきたりする可能性があります。
3. 年齢に対する社会的プレッシャー
年齢いじりは、「若くて可愛い女性でいないと価値がない」という社会的な呪いを強化する可能性があります。特に女性の場合、年齢を重ねることがネガティブに扱われがちです。
4. 行き過ぎたいじり
一部のファンやアンチによる「ババア」呼びなど、度を越したいじりが行われることもあります。本人が受け入れているからといって、何でも許されるわけではありません。
問題ないとする声
一方で、宝鐘マリンの年齢いじりを問題視しない意見も多数あります:
1. 本人が受け入れている
宝鐘マリンは年齢いじりを自ら進んで受け入れ、むしろ積極的に「30歳」を名乗っています。本人が嫌がっていないのであれば、ファンとのコミュニケーションの一環として成立しているという見方です。
2. ネタとして楽しんでいる
「マリン78歳」「マリン7歳」など、極端な年齢ネタを本人も楽しんでおり、完全にネタとして消化されているという意見もあります。
3. 器が大きい
「マリンはおばさんいじり許してるの凄いと思う。器がでかい」
宝鐘マリンが年齢いじりを受け入れる姿勢は、他のメンバーを守る「防波堤」としても機能しており、良い女過ぎるという評価があります。
4. 大人の魅力を打ち出している
宝鐘マリンは年齢を受け入れた上で、以下のような発言をしています:
「若いよりも、さ。若さなんて、大したアドじゃないね。普通に、歳を重ねて成熟してる方が、いいと思う。今の船長は。キミたちも早くそういう思考になった方がいいよ。」
年齢を隠すのではなく、年齢を重ねたことによる成熟や魅力を前面に出す姿勢は、むしろポジティブなメッセージとして受け取られています。
本当の問題点
宝鐘マリンの年齢いじり自体よりも、以下の点が問題として指摘されています:
1. 設定へのツッコミか、中の人への攻撃か
年齢いじりには2つの側面があります:
- 設定へのツッコミ: 「17歳って設定を忘れて世代がわかる言動をしちゃうことに対するツッコミ」
- 中の人への攻撃: 「中の人が30代であることをおばさんと馬鹿にする」
前者は問題ありませんが、後者は中の人への誹謗中傷になりかねません。
2. 他のVTuberへの波及
宝鐘マリンが年齢いじりを受け入れているからといって、他のVTuberも同じように扱っていいわけではありません。
例えば、戌神ころねが宝鐘マリンをおばさん扱いしていましたが、ころね自身は年齢いじりをされたらマジギレしそうだという指摘もあります。
3. ファン層の年齢
ホロライブの視聴者には10代も多く、その子たちからすれば本当に「おばさん」に見えるかもしれません。しかし、20代の視聴者からすれば「お姉さん」であり、受け取り方には世代差があります。
年齢に対する宝鐘マリンの哲学
宝鐘マリンは年齢について、以下のような前向きな考え方を示しています:
1. 若さより成熟を評価
「若さなんて、大したアドじゃないね。普通に、歳を重ねて成熟してる方が、いいと思う。」
2. 自然体でいることの魅力
「変に若さを繕おうとせず、自然体でいるのが魅力的」
3. 人生経験を活かした活動
会社員時代の経験、ブラック企業での苦労、失業保険の受給など、人生経験を包み隠さず語ることで、リアルで共感できるキャラクターを作り上げています。
4. 年齢を武器にする
おばさんキャラでいることで「肩凝った」「腰が痛い」「目疲れた」といったおばさんムーブが許されるというメリットもあります。年齢設定で若々しい振りをしなければならないよりも、楽に活動できるという側面もあります。
宝鐘マリン年齢いじりに対するファンの反応
肯定的な意見
- 「このオバさん可愛いな」という結論になる
- 「むしろマリン船長は30代のが魅力的まである」
- 「すごいなぁ、ずっと変わらない、プロだ」
- 「年齢を重ねたことを受け入れた乙姫様の笑顔が最高に素敵」
批判的な意見
- 「最近のマリン見てると年齢いじりされてお前の方がババアやろとか言い返し始めてもおかしくない」
- 「マリンより年上のくせに〜とかいうのが出てきてる時点で、他のホロメンも反応しにくくなる」
- 「年上相手にそれやるのは見知った仲じゃないと無理」
中立的な意見
- 「ネタで言ってる人とガチで言ってる人両方いる」
- 「10代の視聴者も多いのでその子達からすれば本当におばさん」
- 「20代の自分にとってはお姉さん」
宝鐘マリン年齢いじりのまとめ
宝鐘マリンの年齢いじりについて、以下のようにまとめられます:
基本情報:
- 公式設定: 永遠の17歳
- 本人の発言: 30歳(2022年時点)
- 中の人の実年齢: 32〜33歳(2025年12月時点、1992年12月25日生まれ)
年齢いじりの実態:
- 本人が積極的に「30歳」を名乗り、年齢いじりを受け入れている
- 「おばさん」「ババア」「三十路」といったいじりが日常的に行われている
- 「マリン78歳」など極端なネタも存在
問題視される点:
- 30歳を「おばさん」扱いすることへの違和感
- 他の年上メンバーへの影響
- 「若くないと価値がない」という社会的プレッシャーの強化
- 設定へのツッコミか、中の人への攻撃かの線引き
肯定的な面:
- 本人が受け入れており、ファンとのコミュニケーションが成立している
- 他の年上メンバーの「防波堤」になっている
- 年齢を重ねた魅力を前面に出すポジティブなメッセージ
- 自然体でいることの魅力
宝鐘マリンは、年齢を隠すのではなく、むしろ前面に出すことで「年齢を重ねても魅力的でいられる」というメッセージを発信しています。「若くて可愛い女でいないと価値がない」という呪いから解放され、成熟した大人の女性としての魅力を打ち出す姿勢は、多くのファンに勇気を与えています。
ただし、年齢いじりが度を越さないよう、ファン側も配慮が必要です。本人が受け入れているからといって、何でも許されるわけではありません。宝鐘マリンという素晴らしいVTuberを、年齢にかかわらず応援し続けることが、本当のファンの姿勢だと言えるでしょう。

