2025年12月末、ホロライブ所属の人気VTuber・さくらみこが、年末の大レース「有馬記念」の配信中に起こした問題が大きな波紋を呼びました。
問題となったのは、有料競馬チャンネル「グリーンチャンネル」で提供されるパドック解説の内容を、自身の配信で復唱・共有したことです。
ファンから「やめたほうがいい」と注意されても「杞憂ね?」とため息をつきながら続行したことで、さらに批判が強まりました。
本記事では、この炎上問題について、事件の経緯、何が問題だったのか、ファンや競馬ファンの反応を詳しく解説します。
ホロ競馬部のメンバー
ホロライブでは2022年頃から複数のメンバーが競馬配信を行うようになり、「ホロ競馬部」とも呼ばれる活動が展開されています。
主なメンバー:
- 兎田ぺこら
- さくらみこ
- 鷹嶺ルイ
- 尾丸ポルカ
- 輪堂千速
さくらみこは2024年に菊花賞で3連単を的中させるなど、回収率100%超えの好成績を残しており、競馬配信の中でも人気のある配信者の一人でした。
さくらみこ競馬配信炎上の経緯
2025年12月:有馬記念配信
2025年12月、さくらみこは年末の大レース「有馬記念」に関する競馬配信を行いました。有馬記念は競馬界最大のイベントで、さくらみこは135万円という大金を賭ける勝負に出ました(結果は全敗で大転落)。
グリーンチャンネルのパドック解説を復唱
配信中、さくらみこはグリーンチャンネルのパドック中継を視聴しながら、そこで解説者が述べた推奨馬やパドック解説の内容を口頭で視聴者に伝えたとされています。
具体的な行為:
- グリーンチャンネルの有料パドック解説を視聴
- 解説者の推奨馬を「◯◯がおすすめって言ってる」と復唱
- パドックの見方や馬の状態について解説者の意見を共有
- 結果として有料情報を無料配信で流す形に
なおグリーンチャンネル側は「番組(映像・音声)をインターネットに流す等は違法」「利用は個人視聴・録画に限る」と明確に注意喚起しています。
参照:中央競馬を見るならグリーンチャンネル
ファンからの注意
配信中、ファンから以下のような注意コメントが寄せられました:
- 「みこち、やめたほうがいいよ」
- 「復唱はダメ!」
- 「荒れるからやめろ」
さくらみこの反応:「杞憂ね?」
しかし、さくらみこは配信の55分40秒頃に、注意コメントに対して以下のように反応しました:
「荒れるからやめろ?はぁ…」 「杞憂ね?」(ため息をつきながら)
その後も復唱を止めず、配信を続行しました。
この対応が「ファンの忠告を無視した」「問題を軽視している」として、さらなる批判を招くことになりました。
さらみこ競馬配信の炎上は何が問題だったのか
1. 有料情報の無断共有
グリーンチャンネルとは:

- JRA(日本中央競馬会)公認の競馬専門チャンネル
- 月額料金: 1,100円〜2,200円
- パドック解説、推奨馬、レース中継などを提供
- 「勝ち馬検討の必須アイテム」と説明されている
グリーンチャンネルは有料サービスであり、その情報には価値があります。この情報を無料配信で流すことは、以下の問題を引き起こします:
- グリーンチャンネル契約者の不公平感: 「お金を払って見ているのに、無料で流されたら意味がない」
- 契約解除の可能性: 「さくらみこの配信を見れば情報が手に入るなら、グリーンチャンネル解約しよう」
- コンテンツの価値低下: 有料情報が無料で流通することで、コンテンツの価値が損なわれる
2. 著作権・利用規約違反の可能性
パドック解説の「口頭での共有」が直ちに著作権侵害に当たるかは議論の余地がありますが、以下の問題があります:
- 著作権の可能性: 解説者の専門的な見解は創作性のある著作物として保護される可能性
- 利用規約違反: グリーンチャンネルの利用規約で、内容の二次利用が禁止されている可能性
- 企業イメージへの影響: JRAやグリーンチャンネルの公式企画として配信させてもらっている立場での行為
3. 自己矛盾
さくらみこ自身は、自分のコンテンツについて以下のルールを設けています:
- メンバー限定配信の内容を漏らすな
- この配信は切り抜き禁止
つまり、「自分のコンテンツは守りながら、他者の有料コンテンツは無断で共有する」という姿勢に矛盾があると指摘されました。
4. JRA公式企画への配慮不足
JRA(日本中央競馬会)は、ホロライブとの企画で競馬配信を許可しています。その立場で有料サービスの情報を無断共有することは、「企画として配信をさせて貰ってる立場なのに競馬界隈に砂かける行為」と批判されました。
ファンの反応
批判的な意見
競馬ファンからの批判:
- 「グリチャもしっかり裁判でもして金巻き上げろ、月額まあまあな金額払って見てる競馬ファンに失礼だから」
- 「有料情報をそのまま拡散するの止めようね。競馬界隈に砂かける行為だよそれ」
- 「パドック推奨読み上げてるとかは正直どうでもいい。コレ許してたら競馬業界全体がルール破っても何も言わねえ奴らって他からナメられる」
さくらみこファンからの批判:
- 「会社、会社員、ホロメン、そして支えてくれているホロリスにも迷惑かけている行為だと認識して下さい」
- 「ファンから注意されても『杞憂ね?』とため息を返すのは問題」
- 「いい歳してやっていいことと悪いことの区別つかねえとかやばい」
擁護的な意見
問題視しない意見:
- 「パドックを復唱した程度で勝てるなら苦労はないんじゃボケ‼️」
- 「グリーンチャンネルの予想パドック解説なんてマジで参考にする人いない」
- 「ただ誰かを叩きたいんだな。さくらみこアンチがチャンスとばかりに叩いてるだけ」
ニュースとの比較:
- 「ニュースでも有料で買う新聞にこう書かれてました!って放送してるやろ?」
- 「本人とJRAで解決すれば良いだけの事」
中立的な意見
- 「競馬民のワイとしてもどーでもいい話題すぎて草」
- 「新年早々Vtuberの揚げ足を取る為に必死になってるオタクどもがキモスギィ」
さくらみこは競馬配信炎上後の1月5日に通常配信
「全然元気」に配信
2025年1月5日、さくらみこは「全然元気」に配信を行いました。競馬グリーンチャンネル復唱問題や他の炎上案件で大炎上中にもかかわらず、通常通りの配信を行ったことが話題になりました。
この対応については、以下のような意見が分かれました:
肯定的な意見:
- 「気にせず配信を続けるメンタルの強さ」
- 「炎上に屈しない姿勢」
批判的な意見:
- 「問題を軽視している」
- 「謝罪や説明がない」
- 「動画が再生されて金が入ってくればそれでいいんでしょうね」
カバー株式会社の対応
カバー株式会社は、この件について個別に公式コメントを出していません。
ただし、一部のファンは以下のような行動を取りました
グリーンチャンネル側からの公式な対応も、現時点では報告されていません。
過去の類似事例
他の配信者の対応
他の競馬配信を行う配信者やVTuberは、以下のような配慮をしています:
- グリーンチャンネルの内容を直接復唱しない
- 「有料情報なので詳しくは言えない」と明言する
- 自分の予想や分析のみを語る
- グリーンチャンネルと正式にコラボ契約を結ぶ
さくらみこの行為は、こうした配慮を欠いたものだったと指摘されています。
今後の展望
グリーンチャンネルの対応
グリーンチャンネルやJRAが何らかの法的措置を取る可能性はあります。過去には以下のような事例があります:
- 違法配信サイトへの開示請求
- 著作権侵害による損害賠償請求
- 利用規約違反による契約解除
ただし、「口頭での復唱」が法的にどう扱われるかは不明確です。
さくらみこの今後の配信
さくらみこは、今後の競馬配信で以下のような対応が求められるでしょう:
- グリーンチャンネルの内容を復唱しない
- 自分の予想や分析のみを語る
- 有料情報の扱いに配慮する
- ファンからの注意を真摯に受け止める
ホロライブ競馬部への影響
この問題が、ホロライブ全体の競馬配信に影響を与える可能性もあります。JRAやグリーンチャンネルとの関係が悪化すれば、他のメンバーの競馬配信にも支障が出るかもしれません。
さくらみこの競馬炎上配信のまとめ
さくらみこの競馬配信炎上は、以下のような経緯で発生しました:
事件の経緯:
- 2025年12月、有馬記念配信でグリーンチャンネルのパドック解説を復唱
- ファンから「やめたほうがいい」と注意される
- さくらみこが「杞憂ね?」とため息をつきながら続行
- 競馬ファンとさくらみこファンから批判が殺到
- 2025年1月5日、問題について触れずに通常配信を実施
問題点:
- 有料情報の無断共有(月額1,100円〜2,200円のサービス)
- 著作権・利用規約違反の可能性
- 自己矛盾(自分のコンテンツは守るが、他者のは守らない)
- JRA公式企画への配慮不足
- ファンの注意を無視した対応
反応:
- 競馬ファン: 「有料情報を流すな」「競馬界隈に砂をかける行為」
- さくらみこファン: 「会社やホロメンに迷惑がかかる」
- 擁護派: 「パドック解説で勝てるわけがない」「アンチが叩いているだけ」
現状:
- カバー株式会社からの公式コメントなし
- グリーンチャンネルからの対応なし(一部ファンが通報)
- さくらみこは通常通り配信を継続
この問題は、配信コンテンツにおける著作権や有料情報の取り扱いという、デジタル時代の重要なテーマを浮き彫りにしました。影響力の大きい配信者として、有料サービスの情報を扱う際の配慮が求められています。
今後、企業間でどのような対応が取られるのか、さくらみこが配信スタイルを改めるのか、注目が集まっています。

